私事で、大変恐縮なのですが、

私の、

とても大切な人が、病魔に侵されてしまいました。

彼は、とても寡黙な人で、

あまり感情を表に出したりしません。

ただ、私が、

海外で住んでいるときも、

連絡せずに長い旅に出ているときも、

そして、マヒカマノで働いている今も、

家に帰ると、

照れくさそうに、はにかんで、

「おかえり。たーちゃん」

と、言ってくれるのです。

私は、彼に心配や迷惑ばかりかけてきたのですが、

彼は、私に、

「君に出会えて、私の人生はとても幸せだった」

と、いってくれたのです。

そんな彼のやさしさに、

感謝しても、してもぜんぜんたりませんが、

今度は、私が、

彼を、やさしく包み込んであげれればと、

思っております。

これから先、ずっと、

彼の、はにかんだ、笑顔を

見るために。

愛をこめて、

 

 

 

 

「ただいま」