徒然草♯2 『This beer will never be the same without you』


Posted on 3月 26th

価値観がアタマのなかでカッチカッチ音を立てて変わっていく今日この頃

本当に大事なものに目を向ける時代の幕開けか

皆様におかれましては….以下略

どうも、ジョギング初心者、中古シャカシャカ募集中

土曜日blogとビール担当のkenです

 

 

 

 

暗い闇

 

 
波音

 

 

波風・・・・・・

 

目を閉じると体で地球を感じれた

 

浜辺を歩いていると

遠くに小さな赤い光がぽーっと見えた

 

人がいる

 

 

タバコを吸っているのだろう か

 

 

僕は近づいていった

 

いつからそこに座っていたのだろうその老人は僕を見上げると 目を細めて言った

  

「やぁ、若いの」

 

 

 

 

もうほとんどの地球人は宇宙コロニーに避難している

地球に残ってるのは宇宙に逃げるお金の無い人たちと

物好きに地球と心中するつもりの奇特な方たちだけ

地球になるべくいたいと言ったあなたのリクエスト

地球を出る最終便を予約していた

  

宇宙船に乗り込む瞬間

衝動的に

猛烈に後ろ髪が引かれる想いに襲われた

 

なぜだかはわからない

唐突に

力強く・・・

 

気づくと僕は発射間際の宇宙船から飛び出していた

離陸する宇宙船の窓には

ひどく驚き、口に手をあてて、目に涙をためているあなたがいる

僕は飛び立つあなたを見送った

 

 

さて、

 

・・・・・・ 明日死ぬ

 
人事のような気持ちだ

 

何でこんなことになったんだっけ

 

僕は荒れ果てた街にでて

近くにおいてあるキーのついている車に乗り込んだ

 

どこでもよかった

せっかくだから地球を感じれる海で明日を迎えたかった

近場の海もあったが

化学汚染が進んだ東京近郊の海には悪臭が立ち込めている

僕はいけるところまで行こうと決めた

西へ、西へ

ガソリンがなくなると

街へでて車を乗り換えた

ようやく海と呼べる海にたどり着いた時にはもう深夜だった

 

 

 

 

暗い闇

 

 
波音

 

 

波風・・・・・・

 

 

 

老人はシワシワの笑みを浮かべ僕に缶のビールをすすめてくれた

浜辺で、老人の隣に座りながぬるいビールを飲んだ

何も聞かれなかったし、僕も何も話さなかった

ただ黙って、夜が明けるのを二人で待った

ビールだけは何本も飲んだ

彼が持ってきていたダンボールには一週間分くらいの缶ビールがガチャガチャとはいっていた

僕はそのダンボールを見ると

明日死ぬというのに

地球がなくなるというのに、笑うことが出来る

 

目を閉じるとこめかみに熱い脈をかんじる

ドクドクと

 

 

 

僕はあの時感じた衝動の正体がわかった

 

海面では空き缶が波に遊ばれている

 

遠くの空が赤くなった

 

 

 

徒然なるままに・・・・・

こういうビールならありかと

いやね、いつどうなるかわからないですからね

最期のビール

こんなだったら格好がいいのに

 

格好良くありたいのもです

 

 

 

  

  

  

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

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みのおと読みます、大阪の気合の入った人たちが作っているそうです

ちなみにコレうちのじーさん 

 

 

 

life  is slow burnin’

ken







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