低気圧や梅雨前線の影響で雨が多い上に涼しい日が多いですねぇ

月食も酔っ払ってて見そびれました(まぁ曇ってましたが・・・)

カラってしたいです

揚げたてのカラアゲ、太陽の日差し、心の中

カラってしたい

どうも、弁当のチョイスに迷ったら、鳥のカラアゲは決して裏切らないと信じて病まない土曜日blogとビール担当のkenです

 

 

先日9日にスペインバルセロナで行われた「カタルーニャ国際賞」授賞式での村上春樹のスピーチ原文が毎日新聞に掲載されていました

とてもいいスピーチだったので分かち合えたら、と思います

 

個人的に村上春樹は中学生からずっと読んでいる一番好きな作家の一人です

文章だけで魅せることが出来る数少ない作家さんだと思います

 

授賞式スピーチでは3.11に言及し、日本人の特性を「無常」であると伝える

無常=常なる状態はひとつとしてない

台風や地震、災害の多い日本で何度も被害にあいながらもあきらめているかのように淡々と生きている

 

「すべてはただ過ぎ去っていく」という視点は、いわばあきらめの世界観です。

人が自然の流れに逆らっても所詮は無駄だ、という考え方です。

しかし日本人はそのようなあきらめの中に、むしろ積極的に美のあり方を見出してきました。

 

うん、そうだ、うまくいい得ているなと思う

その上で原子力発電所の事故にも話が及ぶ

「効率」や「便宜」を追うあまり、唯一の被爆国でありながら今度は自分達の手で2度目の核の悲劇を生んだことへ嘆いている

 

国民に広がる、電力が足りないのなら原発もまぁしょうがない的な気分も危惧している

原発反対なら電気が足りなくてもいいのですね?と言われる

 

効率や便宜に重きを置いて、現実を見なさいと言っている(原発がなくては、と言っている)人たちのいっている現実とは福島原発の現在の「地獄の蓋を開けたような」光景だ

 

今、バカだといわれても、「夢想家」と言われても、広島で長崎で亡くなった20万人やその後放射能でジワジワゆっくりと死んでいった人たちに、「もう繰り返さない」と言いたい

 

電力会社や政府を非難しつつも、自分達一人一人が加害者でもあるとも・・・

 

 

こんな内容のスピーチでした

 

 

 

 

 http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040017000c.html

↑ 全文

 

こういうことを世界的に人気のある作家が発言してくれて嬉しいと思う

 

核に変わるあたらしいエネルギー

それにはとてもお金や知恵がいる

  

効率や便宜を追うだけでないあたらしいエネルギー

それには苦労と意思がいる

 

3.11以降、新しい時代に入ったと思う

とはいえ、変わらずに地球は回り続ける、明日はやってくる

 

さぁどう生きよう

 

エコというよりは、日本人のルーツや、昔ながらの知恵にヒントがあると感じる

 

何よりも自分がエネルギーをもって取り組んでいくことが大事だ

 

 

 

 

 

life is slow burnin’

ken